台風被害から街を守った環状七号線、地下の貯水池の活躍

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※画像は東京都建設局HPより
こんにちは、高橋です。
台風19号が去り、今度は20号21号と接近して参りました。今回は被害が拡大しないと良いのですが。
都内の地域では、江戸川・多摩川・荒川が最大級の警戒ということで非難勧告が発表されておりましたが、「神田川とか住宅地のド真ん中通っていてあのへんの住宅地も危ないのでは・・・?」とふと心配になっていました。
後日知りましたが、新宿区・中野区・杉並区を走る河川が氾濫を防いだのは
神田川・環状七号線地下調節池のおかげでした。

神田川・環状七号地下調節池の正体とは

神田川・環状七号地下調節池とは?(↓東京都建設局HPより)
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/content/000029010.pdf
環七の真下に大きなトンネルが掘ってあり、その中に大量の水(25mプール約1800杯分相当)を貯水することで水害を防ぐことができる施設とのこと。いつも通っているのに全く知りませんでした。善福寺川、妙正寺川、神田川より取水できるようになっているようです。

神田川・環状七号地下調節池、ここで貯めた水は、トンネルはどこに繋がってるの?

ここに貯まった水ですが、行先が海にでも繋がってるのかと思いきや、どこにもつながっていないそうです。ある程度雨が収まり川の水位も落ち着いたところで、トンネルに貯まった水をポンプで吸い上げ川に流しているそうです。
いつも通っている道の地下にそんな施設があるとは知りませんでしたが、目に見えないところで私たちの安全を守ってくれる施設、またインフラに関わって下さった皆様に感謝です。
高橋でした。

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